コザクラインコの換羽期に飼い主が手伝えること


ここでは、コザクラインコの換羽の時期に必要なえさやり、体重減への対応などインコが健康に換羽を終えられるよう私たちが手伝えることをまとめました。

また、換羽期に必要なタンパク質が豊富に含まれるおすすめペレットなどもご紹介しています。

1. 換羽開始のサインと時期

サイン

・季節の変わり目に、羽毛がいつもより多く抜け落ちている。(いつもは綿羽含め3〜4枚くらいの抜け毛が10〜12枚になっているなど。)

・体をなでてあげるときに、ぽろっと毛が落ちる。

時期 (個体により様々ですが我が家のコザクラインコの場合です)

・2月半ば〜3月半ば

・7月上旬〜

・10月上旬〜

2. ごはんの量は30パーセント増

以前の換羽のときに、いつものえさの量でも3〜4グラムも体重が減ってしまったことがありました。

このことから、羽を作ることのエネルギー消耗の大きさが解り、

以降換羽時にはえさの量を30パーセントほど増やして与えるようにしています。

(例えば1日9〜10グラムの餌の量だと、1日11.7グラム〜13グラムとなります)

2-1. タンパク質を意識する

・ペレット

画像:中型インコ用ペレット

インコの換羽期にはひまわりの種など脂肪の多いものよりも、タンパク質が必要です。タンパク質が羽を作る源となります。 なので換羽期にはペレットをしっかり摂取できるような環境作りを心掛けています。

写真のペレットは「とりきち横丁」さんで購入しました。

icon-external-linkビオペレット 500g (中型鳥用)

我が家のインコは朝にペレット、日中はシードを食べるようになりましたが、シードのみのインコの場合にもペレットを食べてもらいたい時には、抵抗なく食べられるよう時々手の上にペレットをのせて楽しみながら味に慣れてもらうのもいいかと思われます。

また、なかなか食べてくれない時の方法として、こちらが何か食べるフリをして口を動かしてみせています。そうするとインコも反射的にペレットを食べてくれることがあります。

・ゆでたまごの黄身

画像:ゆでたまご1度に与える量

ゆでたまごの黄身を、ごく少量つまようじですくってあげています。

本で、動物性のタンパク質は必要だと知り、それから週に1度ほどあげているたまごの黄身。

タンパク質が大変豊富なので、換羽時には週に2回に増やしています。

ペットショップでもドライタイプの卵の黄身が売っていました。

ゆでたまごは1つでしたら、ちいさめの鍋に200mlの水を入れ、中弱火で15分。その後に水でたまごを冷やして5分ほどおいてから殻をむくとツルッとむけます。

画像:めめちゃんの好物ゆでたまご

3. 寒そうにしていないかこまめに観察

羽毛が生え変わるまでの間、いつもよりも毛が少ないので保温をしっかり。

また、冬から春にかけては気候があたたかくなったからといっても、日の当たらない場所や、朝、夜は肌寒くなります。

こちらが家事で動き回り体があたたまっていても、ケージの中で過ごすインコはそうではないこともよくあります。

日が出ているからといって部屋の換気をしていたら、インコが鼻水を出してしまっていたことがあったので、よく観察し、換羽が終わるまで注意が必要です。

4. 運動はインコにリズムを合わせて

換羽はエネルギーを消耗するため、無理に長距離を飛ばせる遊びはひかえるようにしています。

インコにリズムを合わせて、あまり動きたがらないようであれば、30分の放鳥時間をほとんど手の上や手の中で過ごす事もあります。

 

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